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七味について

京都清水生まれの香辛料・七味唐がらし

七つの薬味がさわやかな風味をかもしだし、
さっとひとふりするだけで、 料理をいっそう
おいしく引き立てる「七味唐がらし」。
料理の和と洋、あるいはアジアを問わず、
いまではご家庭の食卓にかかせない
定番の香辛料として親しまれております。
漢方薬にも配合される七種類の薬味を
ブレンドして、現在の「七味唐がらし」を
創作いたしました。
いらい伝統の食文化を育む京都の料理人や、
町衆のきびしい眼に育てられ、
そして今日まで愛されつづけております。

風味が命

七味唐がらしは風味が命。それが弊舗の
こだわり。唐辛子、山椒、黒胡麻、白胡麻、
紫蘇、青海苔、麻の実、この七つの味わい
が相まって、七味唐がらし特有のさわやかな
香りが生まれます。
弊舗の七味唐がらしの消味期限は約4カ月。
長期保存がきくものに、あえて短期間の
期限をつけたのも風味を
お楽しみいただくため。
暖簾に甘えず、手間を惜しまぬ
手仕事をこれからもつづけてまいります。

山椒が不作なら、暖簾はかけぬ。

七味唐がらしのなかで、
もっとも香り高いのが山椒です。
山椒の善し悪しで風味が決まる、
といえるほど大事な素材です。
山椒は丹念に育てられた香り高い
良質のもののみを使っていますが、
「もし山椒の出来が悪く、
 良質のものが手に入らないときは、
 一年間商売を休んでもよい」という
心構えで、今日も暖簾をかけています。

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