肥満に福音。唐辛子で成人病対策。
働き盛りの中高年の中には「肥満」でお悩みの方が多いと聞きます。
ゴルフやジョギングをしてもすぐには効果がでず、
半ばあきらめかけていらっしゃる方も多いとか。
そこで「トウガラシ」に関する興味深いレポートを見つけました。
それは、京都大学岩井和夫名誉教授が発表されたもので、
トウガラシは体内脂肪を酸化分解させる働きがあり、
エネルギーを燃やし肥満防止に役立つというもの。
つまり、トウガラシを食べると辛味成分(カプサイシン)が
胃、腸からす早く吸収され、血液中のエピネフリン(アドレナリン)の濃度を上昇させます。
すなわち、体内脂肪の起源のひとつである血中の
「糖質」を燃やす働きがあるので脂肪の蓄積が少なくなるそうです。
よって激しい運動を行ったのと同じような効果が期待できる、
と書かれています。
ただし、食べ過ぎると胃の内壁を荒らすので、
良質のタンパク質を一緒に食べることが必要。
また、高血圧には減塩食が良いが
味気ないため七味や一味、山椒を振りかけると、
ずっとおいしく感じられる。
従って、減塩食とトウガラシで肥満と高血圧を防ぐことは
同時に成人病対策につながるとされています。
だから、七味・一味などを常時食卓に並べておく習慣を・・・と薦められています。
日頃何気なく振りかけている七味や一味に、こんな効果があることをご存知でしたか?