「採燈大護摩供」の様子
千日詣り最終日の8月16日、清水寺 聖護院門跡にて「採燈大護摩供」が執り行われました。その様子を撮った写真をご紹介いたします。
「採燈大護摩供」とは、大文字を始めとする五山の送り火に慶讚して行われる仏教行事です。
(五山の送り火は、言わずと知れたお盆の送り火ですね。)
大護摩供を行うのは、聖護院門跡修験宗の山伏の方や京都仏教会の僧侶らで、総勢50名及び、奉納された護摩木は、家内安全、無病息災の祈願や亡き方々の追善護摩として焚かれます。
準備の様子
(2012.08.16撮影)
護摩に火がくべられると、
すぐに真っ白な煙がもうもうと上がります。
(2012.08.16撮影)
青空に向かって炎があがります。
(2012.08.16撮影)
生き物のように動き回る炎は見る人の心を奪います。
(2012.08.16撮影)
希望する参拝者は、自分の願いを書いた護摩木を、自分で護摩にくべることもできます。 写真で見るより、想像以上に熱いですが、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
千日詣りは観音様の最大の功徳日で、一日のお参りで千日詣ったと同じご利益があるといわれます。
厳粛で荘厳な雰囲気の本堂内々陣特別拝観では、本尊ご宝前でご献灯もできます。
期間中は、幣舗も午後9時30分まで営業させて頂いておりました。
来年はぜひ、「夏の京都・清水」へ足をお運びくださいませ。
七味家だより
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